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『省エネ性能の説明義務制度』スタート!省エネ住宅と健康の関係?

令和3年4月より、ついにというかやっとというかは分かりませんが、『省エネ性能の説明義務制度』がスタートします。

住宅を取得する上でとても需要なエネルギー問題ですが、実は割と
アバウトな感じで取り扱われていました。

又、おうちの室内環境にも多大な影響があります。
最近では・・・
省エネ住宅』と『健康』の関係について ↓

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=4&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiZ4cDjk8XpAhXTPXAKHVUkBaUQFjADegQIAhAB&url=http%3A%2F%2Fwww.jsbc.or.jp%2Fdocument%2Ffiles%2F202002_house_health_leaf.pdf&usg=AOvVaw2AhJ89_0JIWctfiYwAADwr

【日本サステナブル建築協会 資料引用】

おうち時間が増えている中で、健康で快適な暮らしを求めるうえで
省エネ性能は重要な役割を持っていると言えます。

しかし、省エネ性能以前に新築住宅で天井裏を覗くと、なんと!断熱材が入っていない⁈

原因はたんなる手配漏れでしたが、その状態で引き渡しが完了して
6か月経過していました、雨漏れ調査の依頼で検査に入ったので、
今回は発覚しましたが・・・。

性能の高い住宅を作るには、『高い施工技術』が要求されます。
遣り方を間違うと、『結露等』の発生原因にも!

断熱・気密施工の完了時又は竣工時に必ず気密測定を実施するとトラブルの防止に繋がります。

個人的には、エネルギー表示を明確にして月々の光熱費がどれ位掛かるのかを分かりやすくして貰えると、住宅ローンを組む際の月々の支払シュミレーションに組み込んで考えれるので、初期投資が高くても省エネ性能の高い住宅が増えていくのではないかと考えますが・・・。

現在、おうちの新築や購入をお考えの人がいましたら、
『まだ義務ではないので』

 ①省エネ性能についてしっかりと確認する。
 ②工程毎の写真提出をお願いしておく。
 ③気密測定を必ず実施する。

これだけはしっかりと確認してください。
充実したおうち時間を過ごせるよう少しでもお役に立てれば
と思います。

では…又(^^)/。

ドローンでの撮影風景を見学!進化が凄い。一家に一台そんな時代なのかも。

先日、知り合いの板金屋の社長が屋根の調査に『ドローン』を活用していると聞き、調査風景を見学。

昨年、岐阜で橋梁調査(橋のコンクリート劣化調査)を赤外線カメラを搭載したドローンによる調査実験を見学させて頂いたが、やはりまだまだハードルが高いイメージが強くコストも高いので、諦めていた。

しかし今回見せて頂いた『ドローン』!
小型軽量なDJIの『MAVIC MINI』コンパクトで正直ぱっと見は玩具のよう。

でも、飛行すると物凄く安定して画像も素晴らしく綺麗で感動!
199gに抑えられていることで、日本の多くの場所では規制対象外となるのも良い。(※民法等の規制は掛かるかも・・)

www.dji.com

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MAVIC MINI

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画像が綺麗!

仕事用に検討していたが、個人的に欲しくなってしまったので
自分用に購入しようと思います♪

おうち時間” 休日は子供たちと動画でも取って遊ぼうかな・・・(笑)

では…又(^^)/。

知っていますか?120年振りの『民法改正』について!

住宅・建築業界のトラブル事例の中でよく聞くのが『言った・言わない』の口約束によるものです。

特にリフォーム工事の『請負契約』の際に、具体的な内容を確認せずに工事を依頼し工事が完了してからイメージが違う等のトラブルに発展するケースが多々あります。

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民法改正の概要

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『契約不適合』の類型

施主の希望=工事内容ではない!
要望を理解した上で「可否」の判断を含めた「目的を明確にする」ことから提案してもらう。

現在、リフォーム依頼があると、

現地確認→見積→施工→お引渡しが一般的です、これを人に置き換えると、

調子悪い→問診→手術→退院?。
通常は検査→『診断及びカンファレンス』の上、
説明して同意後(リスク説明)手術をするのが一般的で、住宅業界にも同様の対応が求められると思われます。

『住宅調査、診断』=『インスペクション※第三者建築士の診断
の活用などが有効!

担当者(知識・技術)の格差によって診断が変わらないように、プロとしての専門的な診断結果に基づく説明をしっかり
してくれる『建築会社』を選択する、依頼する側の意識が変わらないと
建築トラブルはなくならない。

オンラインやマッチングサイトなど新たな『建築会社』の選択の手段が増えていく中で『住宅業界の非常識』を考える時期に来ていると言えるのでは・・・。

では…又(^^)/。

リフォームで失敗しやすい!?7つの業者選択の理由。

最近のリフォームトラブルの相談を聞いて思うことは、リフォームを依頼している人達が、最後は"自己責任”だと言うことを理解していない人が、多過ぎます。

 

自分達は素人で相手はプロなんだから、任せていればいいと内容をしっかり確認せずに契約してしまい、後からこんなはずでは無かったなど。

 

しかし、考えて欲しいのは何百万ものお金を払うのに、納得も理解もしていないのに一か八かで契約する物など、本当にあるのか!

 

皆さん、洋服や車🚘などのお買い物をする時、

値段が高いほど凄く悩んで、情報を集めて値があるか自分なりに納得して初めて購入しているのでは、凄くお金持ち💰で有れば衝動買する人もいるでしょうが…。

 

しかし、とても高価な買い物であるはずの、住宅の購入やリフォームは何故か、難しいからと諦めて、結果一か八かで決めてしまう(TT)

 

【こんな理由で事業者選び、してませんか?】

 失敗が多い7つの理由!

・担当がいい人そうだから。

・希望の予算内で出来るって言ってくれた。

・HPの事例がお洒落,

・近所で頼みやすいから。

・大きな会社だから安心。

・チラシが入ってきてお得。

・マッチングサイトの評価が高い。

 

どんな買い物でも最後は"自己責任”です。

自分達の目的、希望をしっかりと伝えた上でわかりやすく丁寧に自信持って真摯に対応してくれるか、

技術的なことや幅広い知識を持っているか、

建築士の免許が有れば良い、とはいいませんが

設計や現場経験がなるべく豊富な人を選ぶ。

 

2020年4月から何年振に民法改正]が発表されました。

"契約不適合”が新たに名文かされ、より建築業者さんにはプロ責任が明確になる!?

 

次回は【民法改正】について技術家目線で書いみたいと思います。

 

もし、困ったら住宅相談は↓

https://www.hokkaido-ksc.or.jp/index.php?id=59

 

 

では…又(^^)。

 

 

 

 

 

素材に拘った床材で、お洒落空間に!

お部屋のイメージを決める上で、一番重要と言える"床材"についてのご紹介!

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工務店で住宅の設計の仕事をしていたとき、とてもお世話になった"床材"のメーカーが"ikta"、あまり知られていませんが、表面の仕上がりは本物の無垢材のように光沢を抑えて質感が最高!

 

壁紙は貼り替えが簡単に出来ても、床材の張り替えは大工事、素材選びは慎重に(^^)

 

コロナへの効果は不明ですが、こんな商品も有ります。

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ショールームもあるので、おうち造りの参考にしてみて下さい。

 

では…又(^^)

 

 

賢くリフォーム!知ってますか?リフォーム補助金!

意外と知らない、リフォームで使える"補助金

性能向上の決められた要件を満たせば…

 

なんと!最大300万の補助金が受けられる。

何より、性能向上リフォームを行うことで

暖房、光熱費の削減にも!

 

おうち時間が増えて、光熱費が今まで以上に

かかっている方も多いと思います。

 

和2年度の長期優良住宅リフォーム補助事業が発表されました。 令和2年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の募集を開始します! ~既存住宅ストックの質の向上、子育てしやすい環境の整備に向けて~

https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000937.html

 

又、補助事業に対応可能か?リフォーム前にきちんと説明してくれたか?

この2点は、リフォーム会社を選択する上で、大事な基準となります。

 

しっかり情報集めをして、”賢くリフォームを!"

 

では…又(^^)。

 

 

新築して10年でなぜ?木造住宅のトラブル事例!

新築住宅が10年で…なぜ?

 

10年前に新築で建築した、"夢のマイホーム”。

しかし設計上のちょっとしたミスからおうちの一番大切な柱が腐ってしまうことがあります。

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実際の柱の腐朽写真

 

"なぜ”こんなことが起きたのか?

一般的に柱は、外装材に守られているので

直接、雨風に晒されることは少ないです。

外装材の内部が湿度が高く、通気がしっかりと

取れていないと"結露”が発生します。

 

このおうちは、2つ問題がありました。

・建物が凸凹していて通気が上手いかない

 設計になっていた。

・現場の施工段階で通気の検討をしてい

 なかった。

 

外壁の通気工法は、一般的に広く普及していますが、実は”建築トラブル"のもっとも多い部分でもあります。

特に"リフォーム工事”の時は、見落とされがち

なので注意が必要。

 

対策としては、

①施工写真をしっかり撮る。

②第三者建築士に品質管理を頼む。

③瑕疵保険を活用する(あくまでも事故

 が起きた場合の対策で未然に防ぐもの

 ではない…)

 

私の経験上は、シンプルな形の建物ほど

トラブルは少ない。

『でも、デザインにもこだわりたい!』

そんな人は、やはり信頼できる第三者

建築士にお願いするのが一番です。

 

柱や梁などの構造材の劣化は、耐震性を

損ね人命が危機に晒される状況を生み出

しかねません。

 

しっかりとリスクを理解してより良い

おうち造りを。

 

では…又(^^)。