おうちのアレコレブログ

おうちのアレコレ

ゾーニングと動線について考える!大切なのは【コンセプト】。

おうちの間取りを考える(プランニング)際に、最初に行う作業
ゾーニング

ゾーニングとは、おうちの枠の中で各室の用途や目的にあった
簡単な配置を決める作業です。

方位から太陽の動きに合わせて・・・

朝日の当たる時間、午後の日当たりなどを考慮して
ダイニングやリビングなど家族で過ごす場所の配置や
水回りの位置をどこに持っていくか。

さらに快適に暮らす為に家族の行動や動作を考えて、室の繋がり
や家事の利便性などを考えながら細かく配置を落とし込んでいく
動線計画。

収納スペース・趣味スペース・ワークスペース
スタディーコーナー等、家族の拘りも様々。

間取りは、暮らし方によって色々なスタイルがあります。

又、家族は成長します【今の暮らし】と【5年後、10年後の暮らし】
のスタイルは違って当たり前。

間取りは、生活スタイルに大きく影響します。
おうち時間をいかに楽しく過ごすか、快適で利便性が良く
さらに空間の中に楽しみを作る・・・

空間の中に楽しみを作る』・・・『コンセプト』を決める。
これがとても大事!

コンセプトの例
  〇子育て中心の家
  〇大好きな趣味に没頭できる家
  〇退職後の充実した時間を過ごすための終の棲家
  〇キッチンが大好き料理を楽しむ家
  〇etc

コンセプトはおうちの設計の芯となり、家づくりの『道標』
となる重要な役割が有ります。

家族で話し合って、一言で表現できるコンセプトを設定できれば
なにを重要視するべきか、選択に悩んだ時判断しやすくなります。

今後のおうち造りの参考になれば嬉しいです。

では、又…(^^)/。

新築住宅の基礎にヒビ!?大丈夫?

新築住宅の工事中に基礎にヒビが、大丈夫か不安なので見て欲しいと依頼を受け現地へ!

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コールドジョイントの典型的な状態。


コールドジョイントとは、先に打ち込んだコンクリートが固まり、後から打つコンクリートと一体にならなかった部分(継ぎ目)です。』

【問題点】

・構造上、防水上、問題のある箇所に発生する

・構造的な欠陥で、せん断力の伝達に問題がある


コールドジョイントの問題は、構造的な欠陥であることです。さらに、防水上の欠陥です。一体化してない継ぎ目なので、ひび割れやすく、そこが水道(みずみち)となります(水道から雨水が入り、劣化する)。


打ち継ぎや、コールドジョイントは、せん断力の伝達に問題があります。よって、打ち継ぎは「せん断力が小さい箇所に設ける」のです。コールドジョイントは、意図しない位置にできるので、構造部材本来の性能が発揮できない可能性があります。

 

メーカーは、問題なしと説明しているよう…

必ずしも構造上の重大な欠陥とは言いませんが…

おうちにとって最も重要な基礎、問題無しとする根拠、補修方法などしっかりと説明責任を果たして欲しいものです。

 

では…又(^^)。

 

 

 

 

高気密・高断熱住宅の落とし穴⁈

高気密・高断熱住宅を求める人は、当然

‘おうち’の暖房・光熱費が節約出来ると

思ってる人が多いと思います。

 

しかし、実際暮らしてみると…。

 

暖房・光熱費ってこんなに掛かるの⁈

なんか、寒い😨⁈中々、暖まららない⁈

などのお問い合わせを頂くことが、

実は結構有ります。

 

原因は…

『実は難しい、高気密住宅』‼️

 

気密性の高い住宅=密閉性が高い。

これは、建物の中が【負圧】になりやすい

環境を造っていることになります。

 

換気・暖房計画と全てがバランス良く計画

されて初めて、【理想的な住環境】を維持

出来ます。

逆にこのバランスが崩れると、

寒い😨、暖房・光熱費が逆に掛かるなど

の問題が出やすい可能性も…

 

では、どうしたらいいのか?

 

住宅会社との打合せの際に、性能では

なく、エネルギーコストやシュミレーション

など暮らしに直結した部分を重視して、

しっかりと説明してくれる会社を選択する

ことが重要です。

 

是非、おうち造りの参考に!

 

では、又…(^^)。

 

 

 

 

おうちが傾いた⁈震災や地盤沈下・・・こんなときは

おうち”が傾いている気がすると相談を頂くことがあります。

震災や地盤沈下、施工不良など原因はいろいろ、
沈下修正の方法もいろいろ・・・

【沈下修正工事】
地盤沈下・地滑り・盛土の体積圧縮・地震による地殻変動などによって起きる地盤の変化に伴った建物の沈下や変形を直し、安定を取り戻すための工事です。

【工法の種類】
 ①鋼管杭圧入工法
 ②耐圧版工法
 ③鋼管杭圧入・耐圧版工法(併用工法)
 ④土台上げ工法
 ⑤空隙注入工法

 ①鋼管杭圧入工法
  支持層まで鋼管杭を圧入して、傾きを直し再沈下を
  防止する工法。

 ②耐圧版工法
  支持地盤から改良地盤を作り、傾きを直す工法。

 ③鋼管杭圧入・耐圧版工法(併用工法)
  鋼管杭圧入工法と耐圧版工法の併用工法。

 ④土台上げ工法
  基礎はそのままで、土台よりも上にある建物だけを
  持ち上げる工法。

 ⑤空隙注入工法
  建物の下にある空洞にセメントミルクを注入し、基礎下の地盤
  を安定させる工事。

 どの工法を選択するかは、沈下の原因や地盤の状態、近隣の状況
 など様々な条件を総合的に判断すること、震災時は地震保険
 金額に合わせた提案をする沈下修正工事業者が多く見られます、
 コストはもちろん大事ですが、なにより大事なのは”安心して暮ら
 せる”こと、将来のリスクもしっかりと確認して工法選択を。

 又、工法を選択する前に地盤調査をいれるのは有効です。
 地盤の地層や地質、水位など様々な情報を基に診断を行い
 選択の参考にします。

 住宅の基礎、構造も重要な要素です。

 沈下修正工事が完了しても終わりではありません、おうちの構造
 に無理な負荷がかかり変形や不具合が起きていないかしっかりと
 確認することをお勧めします。

 沈下修正工事の事業者は、建築会社ではないことを忘れない
 ことが重要です。

 では…又(^^)/。

 

 

最近、各地で地震が多いですね。”おうち”を建てる上で地盤はとても大事!

最近、各地で地震情報を目にします。
日本は地震大国】です、しかし”おうち”を建てる時に地盤改良を行えば、多少地盤が悪くても大丈夫だと思っていませんか?

地震に強い”おうち”を建てる、耐震性能を凄く気にする人が増えています。しかし”おうち”の構造がどんなに丈夫でも地震に強い”おうち”かと言えば、そうではないです。

一般的に地震に強い(耐震性の高い)”おうち”は、地震の時に逃げる時間を稼げる”おうち”を言います。

『我が家は耐震性能が高いから地震が来ても大丈夫!』
と思っている人!地震がきたら余震が落ち着いた時点でしっかりと安全場所へ避難することをお勧めします。

免振や制振といった地震力を抑える構造の住宅もありますが、コストが高い為、なかなか手が出ないのが実際で、耐震性能を上げた住宅が多いのが現実だと思います。
しかし、直下型地震で下から突き上げる力、余震で横揺れなど想定以上の力が掛かれば崩れることはなくとも、建物が変形しドアや窓が開かなくなり避難できなくなる可能もあります。
どんなに頑丈に造っても人の造るものは自然の力には敵わないと考えている方がリスク回避をできると思います。

地震に強い”おうち”を求めるならまずは地盤の丈夫な場所に建てることをお勧めします。

地盤の良い場所は、地震の際に揺れが少なく”おうち”への負担も少ないのでそもそも揺れにくく、より安全に暮らせると思います。

土地の購入の際に、値段が高いのが利便性が良いと思っている人が多いですが、一般的には地盤の安全性が高い場所ほど地価は高い傾向にあります。

又、土地の形状もとても重要です。傾斜地の途中に建っている”おうち”は、土地の造成時に切り土・盛り土をしている土地が多くその境目はとても地盤が滑りやすく、地震の際に最も被害が出やすい可能性が高くなります。

おうち造りを考えている人の参考になればうれしいです。

地盤サポートマップ↓

supportmap.jp

では…又(^^)/。

家具をプラスして完成する”おうち”!お気に入りの椅子や小物で暮らしを楽しむ。

”おうち”の設計をするときに、プラン図に必ず家具を落とし込みながら描くことがとても大事なポイント!

家具を配置すると、照明の位置やコンセント、暖房器具の配置など、そのおうちの暮らし方、スタイルが見えてきます。

逆に家具の配置をイメージせずに、設計する人のプランからはそのおうちの暮らし方は見えてこない、せっかく注文でおうちを建てるなら自分の暮らし方、スタイルに合ったおうちを建てたいと考えると思います。

おうちのイメージを伝える一つの方法として、好きな家具や小物のイメージを纏めて置くことはとても大事なポイントになります。

最近、自分の好きな家具屋さん
『journal standard Furniture』の提案型住宅が発表されました。


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【journal standard Furniture HPから】


そして提案型住宅・・・
iezoom.jp

建物の構造や性能がしっかりしていることをしっかりと確認した上で、暮らし方までイメージできる、そんな”おうち造り”を提案してくれる建築屋さんに出会えれば最高ですね!

では…又(^^)/。

久し振りに、週末の外出!気になるモデルハウスの見学に行ってみた。

コロナで外出自粛で”おうち時間”を満喫して
いますが、少し落ち着いてきたので・・・。

週末久し振りの外出、気になるモデルハウスの見学を予約して
”おうち訪問”してきました。

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お洒落な造作キッチン

工務店のモデルハウスの一部、
『ダイニング・キッチン』がお洒落なカフェに来たような感覚。

生活感があまり感じられないので個人的には、すごく綺麗好き
な人じゃないと実際の暮らしは大変かも。

しかし暮らし方が多様化している中、おうち時間を楽しく過ごす上ではこのスタイルも”有り”だと感じた。

自分スタイルの暮らし方に合った”おうち造り”の参考まで・・・。

では…又(^^)/。